リスクを皆無にすることは不毛である。(ドラッカー著、マネジメントより)

「リスクを皆無にすることは不毛である。最小にすることも疑問である。
 得るべき成果と比較して冒すべきリスクというものが必ずある。
 戦略計画に成功するということは,より大きなリスクを負担できるようにすることである。」
(P.F.ドラッカー著「マネジメント」より)

ドラッカーが書いたマネジメントという書に、上記のような言葉が載っています。

これは起業家に向けて書かれたものですが、
起業家ではないビジネスパーソンにとっても、就職活動中の方にとっても
示唆のある一文ではないかと思います。

リスクが全く無い状態というのは、あり得ません。

大企業に勤めていても、公務員として働いていても
全くリスクが無いわけではありません。

あるリスクを避ければ、また別のリスクが出てくる。

あらゆる経済的リスクを回避することは不可能なので、
そうしようとすることは「不毛」だと断じられています。

リスクの中にも許容できるリスクと許容できないリスクがあり、
人によって「許容できる」レベルは異なります。

また、知識・経験の無い状態ではハイリスク・ローリターンになる物が
知識・経験を得ることでローリスク・ハイリターンに変わっていくこともあります。

あるいは、財務状況を改善する、良いパートナーを得るなど、
そういった要因でもリスク・リターンは変わっていきます。

だからこそ、より大きなリスクを負担できるように(許容できるように)
なることが即ち「成功」だと表現しています。

「取って良いリスクと、取ってはいけないリスク」を見分けられるようになることが
起業家のみならず、個人にとっても重要だと思います。

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